T卓：ネクロニカ

システム名：永い後日談のネクロニカ

プレイ時間：3時間

GM名：赤井はぐき

シナリオタイトル：

わくわく執事サウナ・火羅具尼十三階段

シナリオ概要：

ドール達は戦いの末、カラフルな装飾に彩られた建物に辿り着いた。彼女達が歩んだ戦いはどんなものでもいい。自らの出自を辿るものであっても、死人工場を殲滅するものであっても。どこか見覚えのある建物。その記憶にすがるように、ドール達はおもちゃの城のような扉をくぐる。目の前に現れたのは、目にも鮮やかな遊覧施設だった。「おかえりなさいませ、お嬢様がた！」 ――ドール達を迎えたのは、不恰好な縦長の体にモニターのついた、自立式の機械だった。モニターにはデフォルメされた笑顔のイラストが浮かび、作り物の笑顔をドール達へと向ける。「わたくしの名前は『ポジティブ』と申します。その名の通り、お嬢様がたのご要望に応え幸せになっていただくのがわたくしの使命！　どうぞお見知りおきを、さあさ中へお入りください！」奇妙なAIに先導され、ドール達は建物の中へと案内されていく。その先に待ち受けるものの正体など知らずに。

―――

ネクロニカの世界は、一度滅びてしまった未来の世界を舞台に、少女たち（時々おとこのこ）が彷徨い、手を取り合って困難を打ち砕く物語です。死した少女たち、「ドール」の体は既に死んでしまっており、どんな傷を受けても動き続けます。疲れることも痛みもなく、眠りも食事も必要ありません。そしてドール達の体は簡単に「直す」ことができます。こころが壊れてしまわない限り、どこまでだって戦える。それが、ドールなのです。

ドール作成について：本シナリオにはハンドアウトはありません。初期作成状態に、寵愛点を10点加えて作成してください。ゲームデータについては基本ルールブックのみを参照し、サプリメントなしでも遊べる仕様となっております。もしプレイヤーでスキル追加のために公式サプリメントを使いたい方がいらっしゃった場合には、ご説明の上使用していただいて構いません。ドールについては公式サンプルドールを使用、もしくは慣れている方であればご自由にカスタマイズ、または自作・持参していただいて構いません。